【 Master’s Story vol.1 】人間になりたかった

無色透明な、まるでクリスタルのようにクリアな
ただ ‘ 有 ‘ のエネルギー。



太陽系宇宙根源意識からの視点は、 ‘ 有 ‘ という永遠の不動。



‘ 色 ‘ という幻想眼鏡がないそのクリアな視点は
すべての概念が如何ようにも生みだされる前の、あるいは後の絶対的孤独という平安の次元。



‘ 有 ‘ というエネルギー次元は
表現する ‘ 意 ‘ が訪れない ‘ 空 (くう)’ の次元とも表現できるかもしれない。



マスター意識は
その如何ようにも変化できる ‘ 有 ‘ のエネルギーを纏い



個の意識という幻想が表現し映しだすshadow次元に旅だった。



決して後もどりができない決意と覚悟とともに。







宇宙根源意識、全体性意識、個人意識、
意識を予め3つに分断させ
意識シフトするそのときまで記憶を封印し人間として誕生した理由。



それは、
この先に待ちうけるエネルギー仕様のシフトに耐えられる器になるためだった。



個人意識というエネルギーならば
自分だけの意識状態をこの人間の器で表現すればよい。



でも、その先にある全体性意識というエネルギーにシフトするときがきたならば
その名の通り、自分という個人を超えた全体の意識状態をこの人間の器で表現しなければならない。



人間界がlight界として変換されるそのときまで
shadow界全体の意識をひとりの人間の器で表現することになってしまう
そんな生贄の状態に耐えられるだろうか…



それでも
絶対に達成してみせる! ‘ わたし ‘ が行く!



そう堅く誓ってマスター意識は ‘ わたし ‘ という人間になった。



人間にしかできない体験。



どうしても伝えたかった。



どうしても見たかった。



どうしても憶えたかった。



それぞれの個が奏でる本物の美しい平等な世界。







マスターのRed Energyが発動するのは
2019年。



それまで ‘ わたし ‘ は
右側に待機するわたしとともに
人間として生きるのだ。